いつまでも上昇し続ける株は存在しないと思いますが、それでも上昇し続ける未来を夢見てしまいます。
ただ、そうなったときにいつも暴落しているような気もしますが。
日経平均株価は絶好調ですが、暴落に備える必要はあるでしょうか。
日経平均株価
日経平均の勢いが止まりません。
6月6日の日経平均は 32,506円 で終えました。
外国人投資家が日本株を買いまくっているおかげで価格が下支えされている状況が続いております。
投資マネーの割合でいうとヨーロッパの割合が一番多いそうです。
てっきり米国だと思ってました。
これほど上昇が続くといいかげん大きな反発を伴うのではないかと戦々恐々としてしまいます。
日経平均株価はだいぶ割高になってしまっているのではないかと考えてしまいますが、現在の日経平均株価のPERを調べてみると以下の値を推移しているようです。
日経平均株価のPER:17~19倍
PERは株価が割安か割高かを見極める指標となります。
この値だから割高または割安というような基準値はありませんが、だいたい10~20倍くらいが妥当、それ以上になってくると割高だと判断されるようです。
バブル崩壊直前の日経平均株価のPERは60倍を記録しました。
もう割高も割高。
そう考えると現状のPERであればまだそれほど割高にも感じません。
そうなると例え今後下落するとしても大幅な下落にはならない可能性が高いです。
価格が下がるとPERも下がり、すぐに割安ゾーンに入るためです。
今はただでさえ円安なので現状のPERをみるとまだまだ上昇余地がありそうですな。
半導体株
日経平均株価を牽引しているのが半導体株で、その中でもアドバンテストとソシオネクストは群を抜いていました。
現在は一服してしまっていますが。
どちらの銘柄ともとんでもない角度で上昇しています。
現在のアドバンテストのPERは42.3倍。
これは明らかに割高ですね。
ソシオネクストのPERは36.4倍。
どちらの株式でも保有しようとすると最小ロットでも約180万円を要してしまいます。
無理だ、高すぎ。
個人的には個別株よりETFが好きなので半導体関連のETFを探しました。
グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF (2644)
グローバルX社が販売しています。
直近のチャートがこちら。
1年を通して上昇していますが、直近では調整局面に入りそうな気配があります。
組入銘柄がこちら。
こちらに記載されている株式も1年を通して上昇を続けている銘柄がほとんどですが、高PER銘柄が多いので、今手にするのは高値掴みになりそうな気もしてしまいます。
そして何よりの問題ですが経費率が 0.59% となっております。
これがネックになってなかなか手が出しづらい。
ただ日本半導体業界の状況が如実に反映されそうなETFではあるのでいくつかは保有しておきたいという気持ちがあります。
もう少し様子を見て押しのタイミングで購入するかもしれません。
まとめ
外国人投資家の日本株購入と半導体業界の盛り上がりで、ここまで爆進してきた日経平均株価ですが、米国がリセッション入するまで、まだ上昇の余地はあると考えています。
なので長期保有することが前提であれば日経平均株価が上昇し続けている状況で購入するよりかはリセッション入りで大幅に下落するタイミングを狙っていくのがいいかもしれません。
そのために現金の保有を増やしておくことも念頭に入れておきます。