回復の兆しになるか

本日の日経平均株価大引けで37,934円と前日から300円以上の上昇を見せました。

ここ最近の注目ポイントは4月の日銀政策決定会合でした。

市場の予想通り政策金利は先月から据え置きとなり、緩和的な状況は続きます。

そのため円安が進行し1ドル157円まで円が下落しており34年ぶりの水準となっています。

日銀には、円安進行を阻止するために利上げを実施するわけではないという姿勢があるため、引き続き円安が進行する可能性があります。

ただ円安だけで株高になるような状況では無くなってきました。

各企業の決算シーズンに突入してきています。

そこで好決算が出てこないと、先週から急落している日経平均株価の回復は見込めません。

ソシオネクストは前期比で減益を発表しました。

しかし、営業利益率の改善と増配を発表したことでそれが好感されたのか、本日大幅に株価が上昇。

東京応化工業はここしばらく軟調な相場が続いています。

決算は少し先で、特に大きなニュースも入ってこないので、買い材料が乏しい状況ですね。

他の半導体銘柄の決算状況によっても株価が大きく左右されそうな状況です。