株高と内需拡大への期待

春闘での賃上げ率が5%を上回りました。

これにより、日銀のマイナス金利解除の機運が高まっています。

3月はマイナス金利維持による円安で株高という想定が崩れそうです。

今週にかけて数百万円分の投資を行いました。

主に半導体株や商社株にですが。

株式の購入タイミングを見誤ったか、、、。

ただ賃上げ率が伸びたということは内需の拡大に期待できるので、それに関しては株高の恩恵になるはず。もうどうなるかよくわかんねぇなー。

どちらにしろ来週の日銀政策会合での結果を待ちたい。

上にも少し書きましたが、最近商社株に注目しています。

半導体関連株は全体的に割高水準となっており、アドバンテストはPER73倍、東京エレクトロンはPER43倍、レーザーテックはPER70倍ととんでもない水準にあります。

上記は有名銘柄ばかりですが、他の銘柄でもPER40~50倍はザラに存在するといった状況。

そこで割安株の代名詞である商社株が資金の移動先として浮かび上がってきました。

また昨今のエネルギー価格上昇も商社にとって追い風となっております。

PERも10~20倍ほど。比較的購入しやすい。

最近では総合商社各社ともESG関連の事業に力を入れている印象。

脱炭素とかCO2削減といった事業のニュースをすごく見ます。

ただこういった最新の技術を使った事業は収益化がなかなか難しいイメージ。

そういった部分を上手く収益化できている商社株に投資妙味があるはずです。

しかし総合商社は事業が多岐に渡り、複雑に各事業と絡み合っているので、決算書を見ても中々状況を理解できないところがあります。

自身が理解できないものに投資するのは危険なので慎重に判断せねばなりません。

三菱商事

エネルギー関連に強み。LNG事業が好調。

ローソンを連結子会社から持分法適用会社に切り替え、KDDIをパートナーという形で招聘し共同で運営。

カナダの鉱山開発会社との合弁会社に出資してEV向けのリチウム鉱山の開発に取り組む。

スイスのメタノール大手企業と共同で年間120万トンの低炭素アンモニアの生産を目指す。

三井物産

金属資源、エネルギーに強み。

ブラジルのパルプ企業と提携して、船舶向けのバイオ燃料を量産。

水素ビジネスにも参入し、ノルウェーの水素タンク会社に出資。

伊藤忠商事

被資源事業に強み。

総合商社の中では非資源関連事業の売上が大きいことが特徴。

ビッグモーターの救済で注目。

住友商事

燃料アンモニアサプライチェーンの構築を急ぐ。

IHIと共同で火力発電所でのアンモニア混焼に取り組む。

ベトナム大手企業とベトナムのモビリティ事業で協業を検討。EVのインフラや充電設備の拡大など。

丸紅

カナダの銅探鉱プロジェクトに資本参画。費用を負担する代わりに権益の20%を獲得。

フィリピン大手企業と共同でオーストラリアの蓄電池事業を開発。再生可能エネルギーやクリーンエネルギーの移行を積極的に進める。