世界情勢の恩恵

本日の日経平均株価は小幅に上昇。

保有銘柄に関しても大きな変化はありませんでした。

今日は経産省がラピダスの半導体開発に対して5,900億円の追加支援を行うことを発表しました。

先端半導体製造のために前工程および後工程の支援に使用されるようです。

これまでの支援総額は9,000億円を超えます。

「国策に売りなし」とは言いますが、半導体業界にとんでもない額の資金が流入していっていることがわかります。

また日本および米国政府との間で戦略物資を巡るルール作りに合意することが報道されています。

中国への依存度を抑え、戦略物資のサプライチェーンを確保するための取り組みですが、このような状況も半導体セクターにとって追い風になっています。

WTI原油先物価格が5ヶ月ぶりに85ドル台の高値をつけています。

米国や中国の経済指標が好調で景気拡大への期待からエネルギー需要の高まりを受けて上昇しているようです。

商社などエネルギー事業に力を入れる企業にとっては、販売価格上昇の要因になるので株価にとって追い風になります。

ただ中東情勢の悪化を懸念し、供給が細る可能性も。

WTI原油先物

全体

本日、保有銘柄で大きな変化はありませんでした。

しかし半導体セクターや商社セクターは世界情勢の恩恵を受けられる可能性があると思っているので引き続き監視していきます。