三井物産/エア・ウォーター/日本電信電話株を売却

4月の米国雇用統計などの経済指標が予測を下回っていることでインフレ後退を示唆しており、FOMCの利下げ期待から米国の主要指数は大きく上昇しています。

引き続き経済指標で景気の弱さを示し続けると、利下げ期待から、より株高になっていく可能性があります。

HBM

帯域幅メモリであるHBMの動向に注目が集まります。

SKハイニックスでは2024年どころか、2025年の発売分もほぼ完売状態となっています。

またDRAM価格が上昇を見せはじめているため、HBMを取り扱う企業および、そういった企業に製造装置や検査装置を販売しているアドバンテスト日本マイクロニクス、TOWAといった日本企業への投資妙味が増しています。

AIサーバーの需要も旺盛で、主に米国ですが、生成AIの利用に伴う積極投資が世界各地で行われている点も見逃せません。

NAND

サムスン電子から290層の第9世代NANDの量産が発表されました。

NANDの世界シェアではサムスン電子が3割強と世界一のシェアを誇っており、高い技術力と価格競争力を兼ね備えています。

2025年までに300層を超えるNANDの量産も視野に入れており、今後も積層競争をリードすることが見込まれます。

一方キオクシアでは2031年を目処に1000層を超えるNANDの量産化を目指しています。

いろいろと経営に混乱をきたしているキオクシアで今年度中に上場するかもといった情報も出てきていますが、その動向に注目が集まります。

アドバンテスト株購入

200株購入。

夏頃にかけて生成AIやAIサーバーに必要となるHBMの需要が急増していくことで、HBMの検査装置を取り扱う同社の株価上昇を見込む。

また直近は株価下落が続いていたことから、売りの出尽くしに期待できる。

ただ、PER50倍台とまだまだ割高感は残っているので、情勢変化による急落に警戒が必要。

東京応化工業株購入

100株購入。

来期の決算では増収増益を目指す。

同社が扱う先端品向けのフォトレジストの需要は引き続き強いものの、パソコンやスマートフォンなどの民生品向けの引き合いが弱い状況が続いている。

半導体各社が2024年の後半にかけて、スマートフォンなどの民生品の需要回復を想定していることから、その期間に向けて同社の部材の需要拡大を見込む。

三井物産株売却

500株売却。

値上がり益は1,450,066円となった。

三井物産株に資金が偏重していたことと、十分な値上がり益を確保できたので利益確定売りを実施。

エア・ウォーター株売却

800株すべて売価。

35,090円の値上がり益となった。

ファンダメンタルズの観点から競合の日本酸素ホールディングや他の装置メーカーなどに以前から注目。

含み益が出ているうちに利益確定売りを実施。

日本電信電話株売却

300株すべて売却。

4,500円の損切り

投資資金も少なく、それほど注目しなくなったことから売却を実施。