本日の日経平均株価は781円安と大幅に下落しました。
中東情勢悪化による原油価格の高騰や前日の米国市場の株価下落に押された形となります。
株式市場では、ほぼ全てのセクターが下落しており、その中でも半導体関連銘柄の下落が著しいです。
東京エレクトロンが2,210円、レーザーテックが1,500円とそれぞれ株価を切り下げています。
全世界で原油価格の高騰といったリスクはあるものの、これらで半導体の需要が無くなるとは思えません。
そのため、半導体セクターの株価下落は一時的なものになると考えています。
今後、ある程度売り圧力が出切ってしまえば、絶好の買い場になる可能性もあるので、購入時期を伺っていきたいです。
全体
本日の株価下落に伴い半導体銘柄も株価を下げています。
ソシオネクストは前場で一時300円以上下落していましたが、後場にかけて買いが集まり69円安まで戻しました。
ソシオネクスト株の需要の高さが伺えます。
商社株はほぼ横ばいを保っています。
日経平均全体での下落幅を考えると、商社株に対する下支えの強さを感じました。
監視
最近、プロブスカイト太陽電池関連のニュースを目にする機会が多くなった気がします。
プロブスカイト太陽電池の事業化を推し進めているのが積水化学工業。
プロブスカイト太陽電池の特徴は従来品より軽く薄いところです。
曲げることも可能になり、建築物に対しての広範囲な設置が期待されています。
またプロブスカイト太陽電池の結晶を作成するための素材としてヨウ素が必要になりますが、日本が世界で2番目の産出国となっています。
珍しい、、、。
そういったこともあり政府からも期待がかかっていますが、現状の懸念ポイントとしてはコストが従来品より高いことです。
現在多くの太陽光パネルは中国産ということもあり、昨今の米中衝突を鑑みると、コストの問題をクリアできれば爆発的に普及する可能性はあるかもしれません。
主に西側諸国で。
そういったことも踏まえて同銘柄を監視していきたいと思います。