商社株が急騰

半導体に関する大きなニュースが立て続けに出てきています。

TSMCが米国で建設すると発表している第3工場に対して、米国政府が約1兆円規模の補助金を交付することが報道されました。

第3工場では2nmよりさらに先端となる半導体の製造が計画されています。

SKハイニックスは米国に後工程の工場建設を発表しています。

投資額は約5,800億円で次世代HBMの後工程を担うようです。

生成AIが盛り上がりを見せる限り、HBMの関連銘柄も高需要が続きそうです。

信越化学工業が56年ぶりに国内工場を建設することになりました。

群馬県に新工場を建設しフォトレジストなどの露光工程に必要な素材を生産します。

またマイクロソフトが日本のデータセンターに2年間で4,400億円の投資を行っていくことを発表しています。

生成AI等に使用される半導体を導入するとのことです。

日本でもTSMCの第2工場が第1工場の東側に建設されるとの報道が出ています。

「国策に売りなし」とは言いますが、半導体の需要はまだまだ高まりそうです。

全体

三井物産が続伸しています。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる、バークシャー・ハザウェイが円建て社債の発行を準備していることが発表されました。

商社株買い増しのための資金調達である可能性が高いため、その期待から商社株の株価が大きく上昇しました。

東京応化工業の株価が上がらない。

ネガティブな材料は特に出ていないはずなのですが。

多くの投資家が東京応化工業の未来にあまり期待していないからなのか。