日経平均株価も米国の代表的な指数も上昇を続けております。
FRBが6月は利上げを見送るのではないかという見方が広がり、株価が下落する懸念材料が和らいだからだと言われています。
そしてこれらの指数を牽引している半導体株ですが相変わらず強い。
株価が暴騰したので急落もありえるかと思いましたが、急上昇後は高値圏に留まっています。
ChatGPTを発端としたAIブームですが、このとき自分は
「ほーん。。。なんかすごいチャットボットみたいなんができたんか知らんけど」
論外すぎて草。
こういったニュースが株価上昇のイベントになることを今回のNVIDIA株上昇で目の当たりにしました。
今後はアンテナを高く張って経済ニュース等を見ていきたい。
国内のエネルギセクター
OPECプラスの会合で石油を減産するかどうかに注目が集まっている状況で、エネルギーETFやネクソンモービルやシェブロンといった個別株に投資するかどうか悩みどころです。
ただでさえ円安が進みそうなので、外国株が買い辛いぃ。
それがこちら。
・NEXT FUNDS エネルギー資源上場投信 (1618)
こちらは国内の鉱業や石油石炭製品の指数を利用しております。
たぶん国内では一番有名なはず。
現在の株価はこちら。
年初来から徐々に上昇してきています。
組込銘柄上位10位がこちら。
上位3位だけで、85%近く占めてます。
懸念を上げるのであれば一番組み込まれている ENEOSホールディングス の株価が全然上がっていなような。
ENEOSの株価。
10年スパンで見ても上がっていない。
となるとなかなかETF自体のキャピタルゲインにはあまり期待できないような。
直近の分配金利回りは 3.99% となかなか悪くない数字です。
もう一つネックになるのが信託報酬です。
気持ち少し高め。比較として米国エネルギーETFである VDE も。
NEXT FUNDS エネルギー資源上場投信 (1618):0.352%
VDE:0.1%
正直0.3%は高めに感じてしまいますね。
資産総額やETFの規模感では圧倒的に劣ってしまうわけなので、手数料はせめて VDE と同じくらいであればって感じですね。
ただ冒頭でも記載したとおり現在は円安の影響で外国株が購入し辛いので、円安が落ち着くまでと割り切って退避先にしてしまうのはありかもしれません。
まぁ普通に国債とかインデックスファンドを購入したほうがいいかもしれませんが。
利回りは悪くないのですが、規模感や経費率やら、エネルギーセクターにまるっと投資したい場合はやはり VDE が良さそうですね。
経済指標
来週確認しておいたほうが良い指標がこちら。
・5月米ISM非製造業景気指数程度
5日に発表される予定です。
米国景況感を示す指標となるので市場の注目度は高いです。
今後の利上げにも影響与えそうなので要チェックですね。
・5月中国貿易収支
7日に発表される予定です。
世界中に製造製品を輸出しているのでこちらでも景況感が把握できます。
まとめ
日本は大規模な金融緩和を維持し、米国では金利を上げていく余地がある以上、引き続き円安が進みそうですな。
そしてインフレに強いと言われるエネルギーセクターをいろいろと調べている最中ですが、そのインフレを退治するために米国は利上げを行っているわけで。
米国の景気が落ち込んでしまった場合は自ずと株価が下落してしまうし。
来週もいろいろな経済指標が発表されると思うのでそういった情報を見つつ判断していくかぁ。